異業種からのファッション業界転職 / 書類選考の壁を越えて。未経験からラグジュアリーブランドへの挑戦
「ファッションは好きでしたが、まさか自分がこの業界で働けるとは思っていませんでした」
そう語るのは、健康器具メーカーの販売職から、ラグジュアリーブランドへの転職を実現した林達也さん。16年間のバドミントン経験を活かし、アスリートや身体に悩みを抱えた人の役に立ちたいという想いで選んだ初職でした。

「社会人になってからファッションへの関心がさらに高まり、色々なブランドの店舗を見て回るうちに、この業界で働きたいという思いが強くなっていきました。でも、なかなか行動に移せずにいたんです」

コロナ禍が後押しした転職の決意

転職を決意したのは、コロナ禍で店舗への来客数が減少し始めた時期でした。
「趣味を仕事にしたい。その思いは強くなる一方でしたが、初めての転職で相談できる人もいなくて。時間を見つけては転職サイトを見る日々が続きました」

最初は総合転職エージェントに相談しましたが、ファッション業界との繋がりが薄く、営業職などの提案に留まったといいます。

転職活動の壁にぶつかった日々

「大手の転職サイトを使って、国内ブランドからラグジュアリーブランドまで幅広く応募しましたが、全て書類で落とされました。別のファッション系エージェントからは、この経歴では希望するブランドは難しいと言われて...」

退職してからの転職活動だったため、焦りは日に日に強くなっていきました。

転機となったスカウトメール

そんな中、ファッション専門の転職サイト「マイブランズ」※に登録したことで、状況は大きく変わります。

「iDAのキャリアアドバイザーからスカウトメールをいただいた時は、本当にホッとしました。
他社では難しいと言われていたブランドの求人も紹介していただけて、驚きと同時にテンションが上がったのを覚えています」
※マイブランズは当社の運営する転職サービスです。

未経験者だからこその強みを引き出す

応募書類の作成では、担当営業から具体的なアドバイスを受けました。
「ファッション業界の経験がない分、人柄や強みをアピールすることに注力しました。
前職では個人の売上目標がなかったので実績の書き方に悩みましたが、店舗全体の売上達成に向けたアクションプランを具体的に書くようアドバイスをもらえました」

また徹底的な面接対策も本番の際の自信に繋がったようです。
「オンラインで面接対策をしていただき、過去の転職成功例を基に予想質問を共有してもらいました。ロールプレイングも行い、2次・3次面接でも継続的なフィードバックがあって。服装など細かな部分まで、本当に親身になってサポートしてくれました」

努力が実を結んだ瞬間

見事、希望のブランドから内定を獲得。さらにもう1社からも内定をいただくことができました。
「ファッション業界に特化した会社だからこそできるサポートだと感じました。求人情報を教えてくれるだけでなく、ここまで踏み込んだ対策をしてくれる転職エージェントは珍しいと思います」

担当者は林さんの成長を次のように評価します。
「最初は緊張で表情が強張っていましたが、とても真面目に取り組んでくださいました。特に面接練習では、考えていることを声に出して『伝える』練習を重ねた結果、素晴らしい上達を見せてくれました」

これから転職を考える方へ

「私の経験から言えることは、一人で抱え込まないことです。初めての転職では、まずプロに相談してみるのが一番の近道だと思います。経験がなくても、本気で挑戦する気持ちがある人の背中を、必ず誰かが押してくれるはずです」

未経験だからと諦めることなく、一歩を踏み出した林さんの挑戦。あなたも、憧れの業界への転職を考えてみませんか?